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どうもこんにちは!
「バイナリーオプションとFXって何が違うのか?」
「どちらのから始めたほうがよいのか?」
この記事を読んでいる方は、このような疑問を持たれている方が多いのではないでしょうか?
以前「バイナリーの歴史」について記事を書いたときバイナリーオプションは2013年に日本で取引が開始されたというように述べました。
興味がある方はリンクを貼っておきますのでぜひそちらも読んでください。
ひと昔前からFXが金融取引の中で人気がありましたが、バイナリオプションが普及し始めてからSNS等で取引されている方をよく見かけます。
比較的新しいバイナリオプションと昔から人気のFXではどういった違いがあるのか?
また、これから投資を始めようとしている方はどちらから始めたほうが良いのか?
それぞれの特徴などからバイナリオプションとFXの違いを分かりやすくまとめました。
ぜひ参考にして、自分にあった投資を見つけてください。
では本編へ参ります。
バイナリーオプションとは
まずは、バイナリオプションとFXの違いを比べる前に、バイナリオプションとFXとはそれぞれどのような投資なのかについてご説明します。
そもそもバイナリーオプションとは、二者択一という意味があり、「現在の価格が一定の期間で上がるか下がるか」を予想して利益を得る投資方法です。
取引を始めると、締め切りの時間までにレートが上がっているのか下がっているのかが見られます。
予想が当たれば、約2倍の取引金額が戻ってきますが、予想が外れれば、取引金額が損失になります。
バイナリーオプションは、締め切りまでの一定期間内に値動きから、上がるか下がるかを予想するだけなので仕組みはとてもシンプルです。
では、バイナリーオプションの仕組みが分かったところで、次にFXの仕組みについてご説明します。
また、バイナリーオプションについてもっと詳しく知りたい方は他の記事で詳しくご説明していますのでそちらをご覧ください。
バイナリーオプションの仕組みを世界一わかりやすく解説してみた
FXとは?
では次にFXの仕組みについてご説明します。
FXはバイナリーオプションとは異なり、「外貨を買った時の価格と売った時の価格の差で利益を得る」という投資法です。
例えば、1ドルの価格が100円の時にドルを買い、ドルの価格が110円に上がった時にドルを売ります。
そうすると、ドルの価格が買った時よりも10円上がっているので1ドルあたり10円の利益が得られるということです。
このように、勝った時の価格と手放した時の価格の差から、利益を狙っていくというのがFXの基本的な仕組みです。
FXは外貨預金と似ていますが、外貨預金にはないレバレッジという機能が存在します。
大きな利益を狙えるレバレッジとは?
レバレッジがわからないという方のために、ここで軽くレバレッジについてご説明します。
レバレッジとは、「てこの原理」という意味があり、FXの口座に預けた資金を担保にし、資金の何倍~何千倍の取引を可能にする機能です。
国内業者だと、規制により最大25倍までレバレッジがかけられます。
海外業者ですと、888倍までかけられる業者も存在します。
このように、自分の資金が少なくても大きい利益が出せる機能がレバレッジです。
ですが、その分マイナスの額も大きくなってしまうため、レバレッジをかける際は注意が必要です。
バイナリーオプションとFXの特徴の違い
ここまでで、それぞれどんな投資方法なのか分かったかと思います。
では、バイナリオプションとFXの違いが分かるようにそれぞれの特徴を見ていきましょう。
バイナリーオプションの特徴
バイナリーオプションの特徴として、取引の難易度が低いことです。
バイナリーオプションは比較的参入しやすく、利益も出しやすい投資です。
また、取引額も100円から始められる業者もあり、軽い気持ちで始められるのも特徴の一つです。
また、バイナリーオプションの大きな特徴として、取引時間が短い点も挙げられます。
業者にもよりますが、最速30秒で取引が終わってしまうところもあり、空いた時間などで気軽に取引ができるのもバイナリーオプションの特徴です。
バイナリーオプションの儲けは、取引額の80%~100%程度で、利率も極めて高いところも特徴として挙げられます。
バイナリーオプションでのリスクは、取引額のみなので大きく負けても口座の資金が底を尽きるだけという特徴もあります。
以上がバイナリーオプションの特徴です。
FXの特徴
次にFXの特徴をご説明します。
FXは取引難易度がバイナリーオプションよりも少々複雑です。
FXは「買い」から入って「売り」で決済するまでをひとつの取引として数えます。
ですので、取引時間も数時間から数日かかります。
スキャルピングという手法もありますが、平均すると上記の期間はかかります。
また、運用資金もレバレッジがあったとしても最低で5万円程度は必要になります。
ただ、FXの儲けは買った価格と売った価格の差ですので上限はありません。
ただ、FXは借金を負うリスクもありますので取引する際は注意が必要です。
バイナリーオプションとFXの違い
バイナリーオプションとFXの特徴がわかったところでそれぞれの違いについて表にまとめてみます。
取引方法 | バイナリーオプション | FX |
難易度 | 簡単 | 複雑 |
運用資金 | 5000円程度 | 5万程度 |
利益 | 取引金額の80%~100% | 上限なし |
1回の取引にかかる時間 | 最短30秒 | 数分~数日 |
リスク | 取引額のみ | 借金を負うリスクあり |
いかがでしょうか?
バイナリーオプションとFXは同じ外貨の値動きを見て取引を行いますが、取引の仕方や利益が出る仕組みなど全く違います。
この違いを見たうえで自分にはどちらが向いているのかを考えて投資をすることが大切です。
バイナリーオプションとFXどちらが儲かる?
ではバイナリーオプションとFXではどちらが儲かるのか?
比較的短期間で利益が出るバイナリーオプションですが、レバレッジがないため、資金力がないと莫大な利益にはなりません。
逆に、FXはレバレッジがあるため多少のリスクは負いますが、バイナリーオプションよりも低資金で大きな利益をのぞめます。
短期的に儲かりたいならバイナリーオプションですが、長期的に考えるとFXのほうがバイナリーオプションよりもメリットが大きいです。
バイナリーオプションとFXどちらから始めるべき?
バイナリーオプションとFXの違いが分かったところで、最後にどちらから始めるべきなのかについてお話しします。
まず、どちらかを選ぶ基準として自身の資金力と、どれくらいのスパンで稼ぎたいかを明確にすることです。
例えば、短期間で給料くらい稼ぎたいのであれば、バイナリーオプションから始めたほうが目的を達成しやすいです。
その理由として、確かにFXの利益は上限がありませんが、資金力がなければ30万円以上稼ぐのに時間がかかってしまします。
そのため、しっかりと自分の資金と、どれくらいのスパンで稼ぎたいのかを明確にすることが必要になります。
逆に、資金力もあり資産運用の一環で始めたいのであればレバレッジがきくFXから始めるべきです。
まとめますと、資金力がなく短期間で稼ぎたいのであればバイナリーオプションから、資金力があり、長期的に運用していきたいのであればFXから始めるべきです。
まとめ
バイナリーオプションとFXの大きな違いは取引の難易度と運用資金にあります。
簡単で低資金から始められるバイナリーオプションはFXと比べて投資初心者でも参入しやすいというメリットがあります。
逆にFXは、難易度はやや複雑だがレバレッジがあるため資金力があれば上限なしに稼げます。
利益の出る仕組みは以下の通りです。
- バイナリーオプション:上がるか下がるかの予想が当たれば取引額の80%~100%の金額が払い戻される
- FX:外貨を買った価格と売った価格の差が利益になる
バイナリーオプションとFXは似ているようで全く違う投資方法です。
初心者の方はこの違いを理解したうえで、どちらで取引をしていくことが自分に合っているかを考えることが大切です。
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