こんにちは!
「バイナリーオプションの順張り手法ってどんな手法?」
「バイナリーオプションの順張り手法に適した相場環境は?」
「バイナリーオプションの順張り手法に使えるインジケーターは?」
今回は、バイナリーオプションの順張り手法について解説していきます!
意外と知られていないバイナリーオプションの順張り手法を公開!
バイナリーオプションで利益を上げるために、取引手法は欠かせない要素です。
バイナリーオプションの取引手法の中でも、今回は「順張り手法」について解説します!
本記事の内容は下記のとおりです。
- バイナリーオプションの順張り手法とはどんな手法?
- 順張り手法に適した相場環境は?
- バイナリーオプションを順張り手法で取引するメリット・デメリット
- 順張り手法で勝率の高い時間帯と通貨ペア
- バイナリーオプションの順張り手法に適したインジケーター
- 移動平均線を使ったバイナリーオプションの順張り手法
本記事を最後まで読むことで、バイナリーオプションの順張り手法について理解できますので、ぜひ最後までお読みください!
バイナリーオプションの順張り手法とはどんな手法?
バイナリーオプションの順張り手法とは、相場が動いている方向と同じ方向にエントリーを仕掛ける手法です。
例えば、相場が上昇トレンドにあるときは、今後も上昇傾向が継続することを期待してHighエントリー、下落トレンドにあるときは、今後も相場が継続して下落することを期待してLowエントリーを仕掛けます。
このように、トレンド発生時に相場と同じ方向にエントリーする手法を、順張り手法と呼びます。
バイナリーオプションの順張り手法に適した相場環境は?
バイナリーオプションで順張り手法を行うときに、適した相場環境は、「相場にしっかりと値動きがあるトレンド相場」です。
上のチャート画面のように、相場に値動きがあり、同じローソク足が3本以上続いている(連足)安定した相場環境がもっとも適しています。
順張り手法がはまらないトレンド相場
全てのトレンド相場に順張り手法が適している訳ではありません。
トレンド相場には大きく2種類あります。
- 値動きかキレイなため予測のつきやすいトレンド相場
- 値動きがダラダラしている予測のつきにくいトレンド相場
上のチャート画面は、「値動きがダラダラしている予測のつきにくいトレンド相場」の場合のチャート画面です。
値動きがダラダラしている予測のつきにくいトレンド相場では、トレンドが出ていても順張り手法が通用しない相場になります。
ですので、値動きがダラダラしている予測のつきにくいトレンド相場が出た時は注意が必要です。
バイナリーオプションの順張り手法のメリット・デメリット
では、バイナリーオプションのメリットとデメリットについて解説していきます!
しっかりと、順張り手法のメリットとデメリットを理解したうえで、バイナリーオプションの取引に活用しましょう!
バイナリーオプションの順張り手法のメリット
バイナリーオプショの順張り手法は、トレンドに沿ってエントリーを行うため、素直な投資行動です。
エントリーを入れる方向は、上昇トレンドではHigh、下降トレンドではLowでエントリーをします。
エントリーする方向がわかりやすいという点が、バイナリーオプションの順張り手法のメリットになります。
バイナリーオプションの順張り手法のデメリット
バイナリーオプショの順張り手法のデメリットは、トレンドに沿ってエントリーするため、エントリー回数が多くなってしまう点です。
取引に勝てば利益は大きくなりますが、トレンド転換で逆方向に動いてしまった時の損失も大きくなります。
トレンドが出ている安心感から、エントリーをいくつも入れてしまう点が、バイナリーオプションの順張り手法のデメリットになります。
順張り手法で勝率の高い時間帯と通貨ペア
では、バイナリーオプションの順張り手法でエントリーするのに適した通貨ペアと時間帯について解説します!
相場は、取引市場の時間帯で通貨の値動きが活発になり、トレンドが出やすくなるため、しっかりと取引時間と通貨ペアについて覚えましょう!
- 21時〜24時:EUR/USD
- 10時〜12時、21時〜24時:USD/JPY
では、それぞれの時間帯と通貨ペアについて解説します!
順張り手法に適した時間帯と通貨ペア①:21時〜24時・EUR/USD
順張り手法でエントリーするのに適した通貨ペアと時間帯の1つ目は、世界の基軸通貨「米ドル」と「ユーロ」との組み合わせです。
トレンドの継続がわかりやすい通貨ペアを選びたいなら、「ユーロ/ドル」がおすすめです。
世界中の多くのトレーダーが着目している「節目の価格」が、「水平ライン」や「トレンドライン」を引いて分析しやすく、多くのトレーダーが注目しています。
節目の価格が、わかりやすいということは、「綺麗な強いトレンド」が継続されやすい傾向にあります。
つまり、キレイな強いトレンドが継続しやすいということは、順張り手法でエントリーした時の期待値も高くなるということです。
順張り手法に適した時間帯と通貨ペア②:10時〜12時、21時〜24時・USD/JPY
順張り手法でエントリーするのに適した通貨ペアと時間帯の2つ目は、世界的にも日本人的にも馴染みのある通貨ペアは「米ドル」と「日本円」の通貨ペアになります。
日常のニュースでもドル/円の価格は良く耳にすることが多く、何よりも「100円」「105円」など、パッと節目となりやすい価格がわかりやすいので日本人にとっては分かりやすいです。
このドル/円は、円高や円安になり過ぎたら、アメリカと日本の政策の上で、金利や介入の調整が入りやすいです。
その為、ある程度「この値幅内で価格が推移する」ことが予測しやすい。
よくドル円は値動きが小さいと言われがちだが、トレンドが出た時は一方向に大きく動く特性を持っており、トレンドの転換も分析しやすいのでトレードしやすい通貨ペアだと思います。
バイナリーオプションの順張り手法と相性の良いインジケーター
では、次にバイナリーオプションの順張り手法と相性のいいインジケーターについてご説明していきます!
バイナリーオプションの順張り手法と相性の良いインディケータは主にトレンドを判別できるものです。
トレンドの判別がつきやすいインジケーターの例として、移動平均線(Moving Average)や一目均衡表、ボリンジャーバンドなどが世界の多くのトレーダーが使用しています。
移動平均線や一目均衡表、ボリンジャーバンドは、MetaTrader4(通称MT4)に初めから入っているものなので、皆さんにも使用できるものです。
バイナリーオプションの順張り手法は移動平均線で十分!
意外と知られていませんが、順張りをするなら移動平均線だけで十分です。
短期線や長期線をみて、次はどちらの方向に動くかを予想できます。
また、移動平均線だけでも、「押し目買い」や「戻り売り」を狙うことも可能にです。
移動平均線は汎用性も高く、初心者でも使いやすいため、順張りをするには必要不可欠になります。
それでは、さっそく移動平均線をマスターできるようにご説明していきます!
移動平均線とはどんなインジケーター?
移動平均線は、一定期間の終値の平均値をつなぎ合わせて線にしたものです。
下図の水色の線が、移動平均線です。
このように、移動平均線を追加することによって、ローソク足だけでチャートを見たときよりも、相場の流れが分かりやすくなったと思います。
移動平均線はどのように作られるのか
それでは移動平均線を正しく理解するために、これがどのように作られるのかを知っておきましょう。
ここでは、5日移動平均線というものを例に説明します。
一種類だけ知っておけば、他の25日移動平均線や、200日移動平均線も一緒なので応用を効かすことがでいますので、ぜひ覚えましょう!
5日移動平均線が作られる仕組み
5日移動平均線は、直近の5日間の終値の平均値を計算し、繋げた線のことです。
言葉では分かりにくいですが、実際の計算方法を知れば簡単に理解できますので、実際に計算して見ましょう。
例えば、ある通貨ペアの7営業日分の終値が以下の通りだったとします。
- 1日目:100円
- 2日目:110円
- 3日目:115円
- 4日目:120円
- 5日目:115円
- 6日目:120円
- 7日目:130円
まず、1日目から5日目までの価格の平均が112円になります。
この数値を5日目に配置して、移動平均線の起点とします。
次に、2日目から6日目までの平均値は116円です。
これが、移動平均線の次の点です。この点と起点をつなげると線になります。
以上の計算を繰り返して、移動平均線が作成されます。
移動平均線の設定期間
移動平均線の期間は5日でも15日でも自由に設定することができます。
ただし、ほとんどのトレーダーは、以下のようにキリの良い期間を選択しています。
- 5日移動平均線
- 25日移動平均線
- 75日移動平均線
- 200日移動平均線
- 13週移動平均線
- 26週移動平均線
5日移動平均線であれば直近の5日間の平均値を、25日移動平均線であれば直近の25日間の平均値を使って、移動平均線は作られていきます。
バイナリーオプションで使える移動平均線は3種類
移動平均線がどのように形成されるかについて理解できたと思いますので、次に移動平均線の種類について解説していきます!
移動平均線には主に、3つの種類の移動平均線があり、それぞれ平均線を形成される仕組みが少しだけ異なります。
移動平均線は期間の設定以外に3つ種類があります。
- 単純移動平均(SMAまたはMA)
- 加重移動平均(WMA)
- 指数平滑移動平均(EMA)
ちなみに僕はSMAを使っています。なぜかというと、使いやすいからです。
また、多くのプロトレーダーが使用しているため、エントリーの根拠としての期待値が大きくなります。
ちなみにここは意見が分かれるところで、SMAがいいと言う方も入ればEMAの方が良いという方います。
しかし、僕は使用してみて使いやすい方を使用するのが良いでしょう。
では、それぞれの違いを簡単にご説明します。
移動平均線の種類①:単純移動平均《Simple Moving Average》
文字通り、ある一定の期間の終値を単純に平均した数字で作られている移動平均線です。
移動平均線の種類②:加重移動平均《Weighted Moving Average》
5日加重移動平均線だと、5日目の価格を5倍、4日目の価格を4倍、3日目の価格を3倍、2日目の価格を2倍にして計算しています。
こうやって、単純移動平均よりも、直近の価格に重点を置いた分析をできるようにしています。
移動平均線の種類③:指数平滑移動平均《Exponential Moving Average》
これは直近の価格を2倍にして計算したものです。
5日EMAだと、5日目の価格を2倍にして合計し、5で割ったものです。
そのため、加重移動平均線と比べて、より直近の価格に重点を置いたものになっています。
バイナリーオプションの移動平均線の基本的な使い方
移動平均線の基本的な見方はとても単純です。
以下の2つの基本的な使い方として覚えてください。
- ローソク足との位置関係を見る
- 移動平均線の傾きを見る
それでは早速見ていきましょう。
移動平均線の基本的な使い方①:ローソク足と移動平均線との位置関係から相場を読み取る
まずは移動平均線とローソク足との位置関係で、今の相場が強気なのか、弱気なのか、それともレンジなのかを見ます。
ローソク足が移動平均線より“上”にあるときは“強気(=上昇)相場”で、これから上昇していく、またはただいま上昇中と言うことです。
反対に、ローソク足が移動平均線より“下”にあるときは“弱気(=下降)相場”で、これから下降していく、またはただいま下降中と言うことです。
レンジ相場の場合は、ローソク足が移動平均線の上や下を行ったり来たりしていて、ローソク足と移動平均線が重なっている相場がレンジ相場になります。
これが移動平均線の基本的な使い方の1つです。
この使い方をしっかりと覚えましょう。
移動平均線の基本的な使い方②:トレンドの強さは移動平均線の角度をみよう
移動平均線とローソク足との位置関係を確認したら、次に移動平均線の傾きにも注目しましょう。
- 移動平均線が、右肩上がりで角度が急であるほど上昇トレンドの力が強い
- 移動平均線が、右肩下がりで角度が急であるほど下降トレンドの力が強い
- 移動平均線が、水平であるなら横ばい
トレンドの向き、強さをしっかりと確認できれば、相場はこれからどこに向かうのかを把握できます。
そして、把握できた上で、これから紹介する手法を覚えれば、順張りに使えますので、ぜひ覚えてください。
バイナリーオプションの移動平均線の応用的な使い方
先ほど紹介したのは基本的な使い方で、これから紹介する順張り手法の基板となります。
ですので、しっかりと移動平均線の基本を覚えた上でバイナリーオプショントレードに生かしてください。
移動平均線を使うときは複数の移動平均線をチャートに表示させる
バイナリーオプションでトレードしていくためには、一本の移動平均線だけで、相場を正しく理解することはできません。
本当の意味で相場を理解するには、以下の平均線を使いましょう。
- 短期平均線
- 中期平均線
- 長期平均線
短期・中期・長期の移動平均線を表示させてみよう
それでは、チャート画面に短期・中期・長期をそれぞれ表示させてみましょう。
いかがでしょうか。まず、Aでは、短期でも中期でも長期でも、上昇トレンドで間違いないと分かります。
このようなときは、相場の流れに乗って、安く買って高く売るという買い戦略で、トレードをすれば良いと分かりますね。
一方、Bでは、ローソク足が20MAと60MAよりも下に、200MAより上にあります。そのため、長期では強気相場にありますが、短期・中期では弱気相場の傾向にあります。
このようなときに、買い戦略で短期トレードを行っても、勝てる可能性は少ないことが分かります。
Cは、ローソク足が20MAより下、60MAと200MAより上です。
つまり短期的には弱気で、中長期的には強気であることを表しています。
Bと同様に、短期トレードは不利であることが分かりますね。
このように、相場は短期・中期・長期の組み合わせで見るという視点を身につけると、より正確に分析できるようになります。
バイナリーオプションの順張り手法攻略に使える移動平均線の使い方
では、バイナリーオプションの順張り手法に使える、移動平均線の使い方について解説していきます!
バイナリーオプションの順張り手法で使える移動平均線の使い方は大きく分けて3つあります。
- ゴールデンクロス・デッドクロス
- パーフェクトオーダー
- オーバーシュート
では、それぞれ移動平均線の使い方について解説していきます!
順張り手法に使える移動平均線の活用法①:ゴールデンクロス・デッドクロス
ゴールデンクロスとデッドクロスは、移動平均線から読み取ることができる、トレンド転換の一つの指標です。
- ゴールデンクロス:短期移動平均線が長期移動平均線を「下」から「上」に突き抜ける
- デッドクロス:短期移動平均線が長期移動平均線を「上」から「下」に突き抜ける
上の画像のように短期の移動平均線が長期移動平均線を「下」から「上」、もしくは「上」から「下」に突き抜けたときにトレンド転換を疑うことができます。
これらは、あくまでも相場転換の可能性を示すシグナルであり、必ずトレンドが転換するというわけではありません。
しかし、これらを知っておくと、これからトレンドが転換する可能性を考慮して、いち早くトレンドを掴むことができます。
順張り手法に使える移動平均線の活用法②:パーフェクトオーダー
パーフェクトオーダーは、三本の移動平均線を使った代表的な見方で、下の画像のように、それぞれの移動平均線の傾きが一致した状態のことをいいます。
パーフェクトオーダーを覚えると、トレンドの方向生がはっきりと分かるので、押し目買いや戻り売りといった、短期移動平均線が抵抗になっている場所で、トレンドの方向にエントリーができると言うことです。
下記の記事で、パーフェクトオーダーについて詳しく解説していますので、ぜひそちらもあわせてご覧ください!
→バイナリーオプションのパーフェクトオーダーを使った取引手法を公開!【相場の方向性を知ろう】
順張り手法に使える移動平均線の活用法③:オーバーシュート
オーバーシュートとは移動平均乖離率と呼ぶこともあります。
現在の相場が、3本の移動平均線からどれぐらい離れているかを、パーセンテージで表したものです。
上の図のように、現在の価格水準が、移動平均線から大きく離れている場合、元の水準に戻ろうとする大きな力が働きます。
相場のこの動きを利用して、勝率の高いシナリオを立てることができます。
基本的にオーバーシュートは逆張り手法で活用することが多いです。
ですが、トレンドが大きく出た時でに逆方向に仕掛けることになるので、トレンド相場でも逆張り手法でのエントリーが可能になります。
オーバーシュートを使った逆張りでは、ボリンジャーバンドが必須になります!
ボリンジャーバンドの詳しい使い方については、下記の記事からご確認出来ますので、下記の記事もあわせてご覧ください!
→バイナリーオプションのボリンジャーバンドを使った勝率70%越えの手法公開!
バイナリーオプションの順張り手法攻略方法
以上のことを理解できれば順張りを実際に移動平均線を使った順張り手法での取引は可能になります。
トレンドの出やすい通貨ペアを選び、トレンドの出やすい時間帯になってから移動平均線でトレンド方向を見極めエントリーするだけです!
トレンド、時間帯、通貨ペアの情報を的確に分析し取引を行いましょう!
普段は逆張り手法がメインの僕ですが、トレンドが出てしまっては、逆張り手法は通用しません。
僕はトレンドの出にくい昼間を狙って取引をしていますが、仕事をされている方はどうしてもトレンドが出やすい夜のニューヨーク市場が開いている時間に取引を行いがちです。
また、ネットやYouTubeだとほとんどの情報が逆張り手法が多いため、なかなか情報通りにやっても勝ちにくいというのが、バイナリーオプションの順張り手法の現状です。
移動平均線を使ってバイナリーオプションので順張りトレードをしよう!
今回は、バイナリーオプションの順張り手法について解説しました!
バイナリーオプションの順張り手法では、主に移動平均線を使って、トレンドの方向性や強弱を確認したうえで、トレンドと同じ方向にエントリーを仕掛けます。
トレンドと同一方向にエントリーする手法なため、初心者でも「どちらにエントリーしていいか」がわかりやすい手法です!
もし、バイナリーオプションで順張り手法か逆張り手法かで悩んでいる方がいれば、まずは順張り手法から実践してみてはいかがでしょか?
また今回紹介した手法を近道で確立するために僕が愛用しているサインツールを、今回限定で20名だけに無料でプレゼントいたします!
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