こんにちは!
オシレーター系インジケーターの中で、もっとも有名で利用されている方も多いのが、RSIというインジケーターです。
とくに、バイナリーオプションのような超短期取引では、逆張りの取引手法で使用されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、RSIを使ったバイナリーオプションの攻略法を3つご紹介します!
RSIを使ったバイナリーオプションの攻略法3選
RSIはチャート画面のサブウィンドウに表示されるオシレーター系のインジケーターですが、実際どのようにトレードに活用するのか分からない方も多いと思います。
今回は、RSIとはどんなインジケーターなのか、どのようにトレードに活用するのかを、基本的なことから応用的な活用方法までご紹介します!
本記事の内容は以下のとおりです。
- RSIとはどんなインジケーターなのか?
- RSIの設定方法
- RSIの基本的な見方
- RSIを使った取引手法3選
- RSIを使うときの注意点
この記事を最後まで読むことで、RSIの使い方についてマスターできるので、ぜひ最後まで読んでください!
では、RSIについてご説明していきます!
RSIとはどんなインジケーターなのか?
RSIとは、「Relative Strength Index(相対力指数)」を略したもので、「価格が上がる力と価格が下がる力はどのくらい強いか」を判断するテクニカル指標です。
そもそもオシレータ系の指標は、価格の売られすぎ・買われすぎをあらわし、逆張り手法を行うための1つの指標として用いられることが多いです。
RSIは、前日終値(または前週終値)に比べていくら上昇したか、いくら下落したかをもとに計算されます。
RSIの値は50(%)を中心として、0から100までの範囲で動きます。
一定期間中の価格がすべて、前日と比べて上昇していれば、RSIの値は100、反対に、全て前日と比べて下落していればRSIの値は0になります。
前日比で上昇した値幅と下落した値幅が同じならば、RSIは中間の50を示します。
そのことから、とても勢いの強い上昇トレンドが発生した相場では、価格が下がっても、すぐに前日比上昇を続けるという状況だと、RSIは100に近い水準に張り付い状況が続きます。
逆に、価格が下がる一方という状況では、RSIは0に近い水準に張り付い状況が続きます。
ですが、どれだけ価格が下がり続けても、RSIの値は0より下にはいきません。
また、どれだけ価格が上がり続けても100以上になることもありません。
つまり、0に近い水準まで下がったら「いずれRSIは上昇する」、100に近い水準まで上がったら「いずれRSIは下落する」と考えることができます。
このことから、RSIが0に近い低水準エリアにきたとき、または100に近い高水準エリアにきたときには、逆方向に動く可能性が高いという判断ができます。
バイナリーオプションでの活用方法としましては、0に近い低い水準は「売られすぎ」(価格が下がりすぎ)ということでHighエントリーのサイン。
100に近い高い水準では「買われすぎ」(価格が上がりすぎ)ということでLowエントリーのサインとして使われることが多いです。
低い水準・高い水準の組み合わせとしては、「20%・80%」「25%・75%」「30%・70%」の3パターンがよく使われています。
ちなみに私がRSIを使うときは「25%・75%」で設定しています!
RSIをチャート画面上に設定しよう!
それでは実際に、RSIをチャート画面に表示させてみましょう!
まずはじめに、画面上部から「インディーケータ-リスト」を開きます。
次に、「インディーケータ-リスト」内にある「オシレーター」にカーソルを合わせると、オシレーターのリストが表示されます。
その中に「Relative Strength Index」があるのでこちらをクリックしてください。
「Relative Strength Index」をくりっくすると、上の画像のような設定ウィンドウが開きますので、「パラ-メーター」から期間を設定します。
ここの期間は14が初期設定ですが、「期間:14」以外に「期間:9」もよく使われます。
ちなみに設定期間の目安としましては、期間が短くなればなるほどダマシが多くなり、期間が長くなればなるほど、シグナルが出にくくなるので、短すぎず長すぎないように設定してください。
初心者の方はデフォルト値で設定していただいて問題ありません!参考までに、私は13で設定しています!
深い理由はありませんが、僕が使いやすいからなので、人によって合う合わないがあるとうことを理解の上、設定していただけたらと思います!
次に、「レベル表示」のタブを開いてください。
こちらには、水準の値を入力します。
僕は「25%・75%」で設定していますので、右側の「追加」をクリックして25と入力します。
入力したら、もう一度「追加」をクリックして75と入力します。
すべて入力できたら、「OK」をクリックしてください。
「OK」をクリックすると、上のように「RSI」が表示されます。
これで設定完了です!
RSIの基本的な見方
では、RSIの基本的な見方についてご説明します!
RSIの基本的な見方は大きく分けて2つあります。
- 相場の買われすぎ・売られすぎを判断
- 相場のダイバージェンスを確認
では、それぞれ詳しくご説明します!
相場の買われすぎ・売られすぎを判断
まずはじめに、相場の買われすぎ・売られすぎを判断する方法についてご説明します!
上のチャート画面のように、RSIが高い水準にあるという状態は、相場が上昇している場面だと判断ができ、RSIはLowエントリーのサインを出します。
一方で、上のチャート画面のように価格がどんどん下がっていて、RSIが低い水準にある場面ではHighエントリーのサインです。
このように、「相場が上がっているときにLow」「相場が下がっているときにHigh」という売買のやり方は逆張り(ぎゃくばり)と呼ばれます。
→逆張りしたい人はまずこれを見ろ!バイナリーオプション逆張り手法
RSIの場合、逆張りの売買シグナルとして使うメリットとして、数値の動く範囲が0から100までと決まっているので、価格が急騰しても指標の数値には歯止めがかかり、天井圏でHighエントリーを避けることができる点があげられます。
また、価格が急落しても0の値で歯止めがかかるため、底値圏でLowエントリーを避けることができます。
以上がRSIで相場の買われすぎ・売られすぎを判断する方法になります!
相場のダイバージェンスを確認
ダイバージェンスとは逆行現象という意味で、相場は上昇しているのにもかかわらず、テクニカル指標は下落トレンドを指し示している状態をさします。
つまり、相場の動いている方向とRSIの方向が逆向きになっている状態をさします。
価格が高値を更新しているにもかかわらず、RSIが下がっていたり、逆に安値を更新しているのにRSIが上がっていると、そのあとの価格がRSIの方向へ動きやすくなります。
このダイバージェンスを意識することで、トレンド転換の初動がつかめるようになります。
本来であれば、RSIも価格につられて同じような動きをするはずですが、RSIの山谷の位置が逆に下がっていたり、上がっていたりする場合、トレンド転換の起点となる傾向があります。
ダイバージェンスは、RSIを使ったトレードには必須であり、意識することで勝率も高くなりますので、ぜひ覚えておいてください!
RSIを使った逆張り手法3選を公開!
では最後に、RSIを使った逆張りの取引手法を3つ紹介します!
- 相場の買われすぎ・売られすぎを狙った逆張り手法
- 相場のダイバージェンスを狙った逆張り手法
- ボリンジャーバンドとRSIを組み合わせた逆張り手法
ではそれぞれ、実際のチャート画面を見ながらご説明します!
相場の買われすぎ・売られすぎを狙った逆張り手法
上のチャート画面は、ドル円5分足にRSIの期間13:上限75%・下限25%を設定したチャート画面です。
まず、Highエントリーのルールは以下のとおりです。
- 相場はレンジ相場
- RSIが上限75%以上に位置しているとき
- 75%から角度をつけて75%のラインを下に割ったローソク足が確定
- 次のローソク足の始値
上のチャート画面は、ドル円5分足にRSIの期間13:上限75%・下限25%を設定したチャート画面です。
つぎに、Lowエントリーのルールは以下のとおりです。
- 相場はレンジ相場
- RSIが下限25%以下に位置しているとき
- 25%から角度をつけて25%のラインを上に抜けたローソク足が確定
- 次のローソク足の始値
RSIの買われすぎ・売られすぎを狙ったエントリーを行うときのコツは、レジスタンスラインやサポートラインを引いて、天井圏と底値圏を明確にすることです。
天井圏と底値圏を明確にすることで、相場がどこまで上がるのか・下がるのかをエントリーの根拠として加味できるため、エントリーの期待値が、RSIの買われすぎ・売られすぎだけを狙ったエントリーよりも高くなります。
相場のダイバージェンスを狙った逆張り手法
相場のダイバージェンスを狙ったエントリーの場合、ローソク足とRSIの両方にトレンドラインを引きます。
ダイバージェンスを狙ったエントリールールは以下になります。
- 相場にダイバージェンスが発生しているのを確認
- RSIに引いたトレンドラインを上(下)に突き抜け確認
- 角度をつけてトレンドライン内に戻ってきたローソク足が確定
- 次のローソク足でエントリー
ダイバージェンスが発生した相場では、上限と下限の値ではなく、RSIに引いたトレンドラインを基準に売られすぎと買われすぎを判断します。
相場が上昇しているときに、RSIが下降しているときのダイバージェンスでは、RSIの頂点を結んだトレンドラインを上に抜け、角度をつけて戻ってきた次のローソク足で、Lowエントリーをします。
一方で、相場が下降しているときに、RSIが上昇しているときのダイバージェンスでは、RSIの底値を結んだトレンドラインを下に抜け、角度をつけて上がってきた次のローソク足で、Highエントリーをします。
ダイバージェンスでエントリ-をする前に、まずはRSIにトレンドラインを引く練習をすることで、ダイバージェンスを見つけやすくなりますので、まずはRSIにトレンドラインを引く練習をしましょう!
ボリンジャーバンドとRSIを組み合わせた逆張り手法
最後に、ボリンジャーバンドと組み合わせた攻略法について解説します。
上のチャート画面は、ドル円5分足にRSIの期間13:上限75%・下限25%を設定したチャート画面に、ボリンジャーバンドの偏差:2・期間:20を設定しています。
ボリンジャーバンドと組み合わせたRSIのエントリールールは以下のとおりです。
- ボリンジャーバンドの偏差2をローソク足が突き抜けたのを確認
- RSIが上限75%(下限25%)より上(下)に位置していることを確認
- RSIが角度をつけて下がって(上がって)きたローソク足が確定
- 次のローソク足でエントリー
ボリンジャーバンドと組み合わせた攻略法では、ボリンジャーバンドの「相場はバンドの中に収束する」という性質を利用した方法です。
ボリンジャーバンドの偏差2を大きく突き抜けたローソク足は、バンド内に収まろうという働きをします。
ローソク足がバンド内にに収まる働きをしたとたきに、RSIのエントリーサインが出たら、エントリーします。
このときに、気を付けなければならないことが「バンドウォーク」です。
バンドウォークに引っかからないためにも、エントリーサインが出たポイントでは、ローソク足が反転していることを確認してからエントリーすることをオススメします。
→バイナリーオプションのボリンジャーバンドを使った勝率70%越えの手法公開!
RSIを使って取引をするときの注意点
RSIだけでなく、オシレーター系インジケーターを使用するときの注意点は、「単体で使用しないこと」です。
オシレーター系インジケーターを単体でしようすると、エントリーサインとは逆方向にうごいてしまうダマシが多く、勝率の高いエントリーが困難になります。
トレンド系インジケーターのボリンジャーバンドや、一目均衡表など使って、相場の芳香性を確認し、エントリーポイントの確定のためにRSIを使うようにしましょう!
また、RSIだけでなく、RSIととても相性の良いCCIと組み合わせて、エントリーポイントの根拠を厚くすることもオススメです。
このように、RSIの根拠付けをさらに確実にしていくために、他のテクニカル指標を組み合わせて使用することをオススメします!
→バイナリーオプションのCCIを使った攻略法【RSIと組み合わせて勝率70%越え】
まとめ
今回は、RSIを使った攻略法3選についてご説明しました!
RSIは初心者でも使いやすく、分析しやすいインジケーターのひとつです。
また、エントリーのサインも分かりやすいため、エントリーポイントを明確にするひとつの指標として、これからのバイナリーオプションに取り入れてみてはいかがでしょうか?
RSIを使うことで、バイナリーオプションの逆張りの精度を、さらに高めること間違いなしです!
RSIを今まで使っていなかった方はRSIを表示させ、RSIを使っている方は、今回学んだことをこれからのトレードで実践してみてください!
では、また次回の記事でお会いしましょう!
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