こんにちは!
「ライントレードをもっと知りたい!」
「トレンドラインと平行している線はなんですか?」
「トレンド相場でも逆張りはできますか?」
バイナリーオプションのライントレードで、トレンド相場でも逆張りをする方法について、よく聞かれることがあります。
基本的に逆張り手法は、一定の値幅を推移するレンジ相場で行われますが、トレンド相場では逆張り手法は通用しないことが一般的な知識です。
ですが、トレンド相場でもバイナリーオプションの逆張り手法を行う方法があります。
それが、今回紹介する「チャネルライン」を使ったライントレードです。
今回の記事を読んで、ぜひチャネルラインについてマスターしましょう!
チャネルラインを使ったバイナリーオプションの逆張り手法
チャネルラインを引くことで、トレンド相場が発生している相場環境でFXのトレーダーが利食いするポイントを予測することができます。
例えば、上昇トレンド時にボリンジャーバンドのバンドウォークが、どこで上げ止まるのかなどです。
ボリンジャーバンドを使いながらシグマの反発で逆張りを行うと、バンドウォークに資金を持っていかれることは多々あります。
このように、ボリンジャーバンドのシグマ反発を狙った逆張りは、トレンド相場には向いていません。
では、トレンド相場で逆張りを行うときは何をエントリーのサインとしてみればいいのでしょうか?
それが、チャネルラインになります。
今回は、チャネルラインの引き方や使い方などについて、解説いたします!
本記事の内容は以下のとおりです。
- チャネルラインとは何か
- チャネルラインの基本的な見方
- チャンネルとエンベロープを使った逆張り手法
本記事を最後まで読むことで、チャネルラインの使い方や、取引への活用方法がすべて理解できますので、ぜひ最後まで読んでください!
チャネルラインとはどんなライン?
チャネルラインとは、トレンドラインと、トレンドラインに平行して引いた2本の線のことです。
また、トレンドラインに平行して引く線を「アウトライン」とよび、上昇トレンド時は高値同士を結び、下降トレンド時は安値同士を結んだ線を指します。
また、チャネルラインのうち、上昇しているチャネルラインを「チャネルアップ」、下降しているチャネルラインを「チャネルダウンとよびます」
チャネルラインについてまとめますと、以下のようになります。
- アウトライン:トレンドラインに平行な線
- チャネルアップ:右肩上がりなチャネルライン
- チャネルダウン:右肩下がりなチャネルライン
以上がチャネルラインについての基礎知識になりますので、ぜひ覚えましょう!
30秒で引くチャネルライの引き方!
チャネルラインの引くときは、はじめにトレンドラインを引いてから、アウトラインを引きます。
その理由は、トレンドラインはトレンドの始めを意味し、一方でアウトラインはトレンドの終わりを意味しているからです。
相場環境の把握するコツとして、時間の流れに沿うことが重要なように、チャネルラインを引くときも、「始めから終わり」というように時間の経過に伴ってチャネルラインを引くことが重要になります。
ちなみに、MT4を利用して分析されている方は、チャネルラインを30秒で引けてしまいます。
MT4上部のラインの中に「平行チャネルを作成」というボタンがあります。
こちらをクリックした後に、トレンドラインを引く要領で相場にチャネルラインを引くことができます。
「平行チャネルを作成」でチャネルラインを引くときも、トレンドラインを基準にアウトラインが作成されていますね!
以上が、30秒でチャネルラインを引く方法でした!
チャネルラインの基本的な見方のルール
チャネルラインを使ってトレードする上で、覚えておかなきゃいけないチャネルラインのルールが3つあります。
- チャネルラインの値幅で相場は動く
- 相場の強さはチャネルラインの長さ・角度・値幅で判断する
- 1つのチャネルラインだけでは判断しない
では、それぞれどういうことなのかご説明していきます!
チャネルラインの値幅で相場は動く
上のドル円15分足のチャート画面をご覧いただくと、トレンドラインとアウトラインで、マルを付けた部分で、ローソク足の高値と安値がピッタリと止まっているのが確認できます。
このように、相場は一定の値幅を何度も往復しながら推移する傾向が強く、これはレンジ相場やトレンド相場の両方に言えることです。
レンジ相場は同じ価格帯を推移することに対して、トレンドは斜めのチャネルラインを推移します。
チャネルラインをっ引くことで、相場の動きや方向性をわかりやすく表示してくれる大事な線になります。
相場の強さはチャネルラインの長さ・角度・値幅で判断する
上のドル円15分足のチャート画面をご覧いただくと、チャネルラインには、長さや角度、値幅がそれぞれあるのがわかります。
チャネルラインを使って分析するときは、長さ・角度・値幅の3つの視点から相場を判断していきます。
チャネルラインの長さは、長いほど抵抗や支持の力が強く、ブレイク後の反動も大きくなります。
また、チャネルラインの角度が急なほど、トレンドの勢いが強く、トレンドが継続する期間が短くなります。
チャネルラインの値幅が広いほど、トレンドは強く長く続きます。
チャネルラインの3つの視点をまとめますと、以下のようになります。
- チャネルラインの長さ:長いほど抵抗・支持の力が強く、ブレイク後の反動も大きい
- チャネルラインの角度:急なほどトレンドの勢いは強いが、長くは続かない
- チャネルラインの値幅:いろいほどトレンドは強く長く続く
以上がチャネルラインの重要な3つの視点になります!
1つのチャネルラインだけでは判断しない
チャネルラインについて学ぶと、初心者の方はすぐにトレードで使いたくなってしまいます。
ですが、単純にチャネルラインの中でのみトレードを行うことはいけません!
上昇トレンド時に、トレンドラインに当たったからHighエントリー、アウトラインに当たったからLowエントリーという戦略では、勝ち続けることは難しいでしょう。
上のチャート画面のように、いつかは必ずチャネルラインをブレイクしてしまいます。
チャネルラインに触れたからLowエントリーをして、チャネルラインをブレイクしてしまった場合は言うまでもなく負けになります。
ですので、チャネルラインを使うときも、しっかりと他のテクニカル指標とあわせて使うことが大切です
チャネルラインでトレンド相場での逆張り手法を解説!
では、最後にチャネルラインを使ったバイナリーオプションのぎゃう張り手法を1つ紹介します!
今回はドル円5分足に下記のインジケーターを使用して分析していきます!
- エンベロープ:期間20・偏差0.05%
- 移動平均線:期間20・期間60
- MACD:初期値
ではさっそくご説明していきます!
エンベロープとは?
まじは、エンベロープについておさらいしましょう!
エンベロープとは、移動平均線を基準に一定の値幅にバンドを表示させているインジケーターです。
エンベロープは、移動平均線と相場の乖離を判断し、相場の買われすぎや売られすぎを判断するための、トレンド系インジケーターです。
エンベロープについて詳しい解説は下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください!
→エンベロープを駆使したバイナリーオプション60秒取引の手法を公開!
チャネルラインとエンベロープを組み合わせた逆張り手法
まずはじめに、①移動平均線のクロスからトレンドの発生を確認します。
次に、②MACDが0をベースにトレンド方向に推移しているかを確認します。
①②の2点が確認出来たら、③トレンドに対してチャネルラインを引いていきます。
④チャネルラインとエンベロープが重ねっているポイントで、⑤ローソク足が反転したらエントリーになります。
基本的に、エンベロープの反発を狙うのではなく、あくまでエントリーサインはチャネルラインのアウトラインの反発を狙っていきます。
エンベロープは、チャネルラインが示すエントリーサインの根拠を付けたし、エントリーの期待値を高めるために表示させていますので、ご注意ください。
まとめ
今回はチャネルラインについて解説しました!
FXではとても重要なチャネルラインですが、バイナリーオプションで使われているところをほとんどみません。
ですが、チャネルラインはバイナリーオプションの取引を行ううえでもとても重要な指標になりますので、ぜひ今回の記事を読んで、チャネルラインについてマスターしてください!
では、また次回の記事でお会いしましょう!